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ヤマハパルサーベース400

 ヤマハの70年代後半のプレシジョンベースコピーモデル、パルサーベースです。型番400は当時の廉価版モデルですが、昨年試奏した時に、生音が非常に大きくブンブン鳴る印象で、中古で購入しました。当時のヤマハのカタログによると、日本の湿度に対応出来るように、徹底的な耐候試験なども出荷前に行われていたようです。その為塗装は分厚く、ここは好みの分かれる所ですが、私は木材の鳴りを犠牲にしない素晴らしい製品だと感じました。耐久性は高く、木工系は素晴らしいと感じました。さすがに電装系は、イマイチでしたのですべて交換。またブリッジをフェンダーUSAのスパイラルタイプに交換してあります。

 重量は相当重いですが、ネックもストレートで今後も活躍してくれそうな一本になりました。ネックジョイントプレートにある「Made in Japan」の刻印が古き良き日本製品を醸し出しています。

 

下の方に動画もありますので、是非ご視聴ください。

ヤマハパルサーベース400
ヤマハパルサーベース400
ピックアップはフェンダーに、電装系はCTSポット、オレンジドロップコンデンサー、スイッチクラフトジャックに換装しています
ピックアップはフェンダーに、電装系はCTSポット、オレンジドロップコンデンサー、スイッチクラフトジャックに換装しています
フェンダーのスパイラルタイプのサドルに交換しています。倍音の出方やアタックの明瞭感が微妙に変わります。古い雰囲気の音色は、こちらのサドルが向いている気がします。
フェンダーのスパイラルタイプのサドルに交換しています。倍音の出方やアタックの明瞭感が微妙に変わります。古い雰囲気の音色は、こちらのサドルが向いている気がします。
ヘッドは分厚く重いです。若干ヘッド落ち気味でバランスは正直悪いです。ブリッジカバーとピックアップフェンスをつけるとちょうどバランスしますが、私は撤去しています。
ヘッドは分厚く重いです。若干ヘッド落ち気味でバランスは正直悪いです。ブリッジカバーとピックアップフェンスをつけるとちょうどバランスしますが、私は撤去しています。
ボディはセン。当時の廉価版には定番の木材ですが結構中域が出ます。ジャパニーズ・アッシュとも呼ばれるそうですが、アッシュではなく強度も柔らかめなようです。角の取れたサウンド。
ボディはセン。当時の廉価版には定番の木材ですが結構中域が出ます。ジャパニーズ・アッシュとも呼ばれるそうですが、アッシュではなく強度も柔らかめなようです。角の取れたサウンド。
メイプル指板。上位機種はワンピースですが、こちらは貼りメイプルになります。かなり太いネックです。弦はリチャードココ(045、.065、.085、.105)を張っています。
メイプル指板。上位機種はワンピースですが、こちらは貼りメイプルになります。かなり太いネックです。弦はリチャードココ(045、.065、.085、.105)を張っています。

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